「スウィート・ドリーム」(6部)

こんばんは。
年金はアメリカで払っている承太郎だ。

スタンド使いもリタイアした今、 夢は「世界うるるん奇行」をすることだ。
今、誤字だと思ったお前に 敢えて言う。
世界うるるん紀行ではない。
世界うるるん奇行だ。

モラルを守って生きてきた男が辿り着いた、 自分的破壊だ。
エセチャイニーズっぽく言うと 俺的破局人生希望。

しかし、そこはモラリストの俺であるから
活動は、人様に迷惑をかけない様にする。
なんか聖子(母)が言ってたよな。
すっげぇイニシエに。

ちなみに俺のビジョンはこうだ。

ロシアの一角で 「ご自由にお持ち下さい」 という傘たてに、
敢えて自分の傘を入れる。

人は勝手に持っていくだろう。
傘のない俺は震えながら、
どしゃ降りの雨の中を歩く。

そこへスタンド使い「ミスターアンダーソン」 とか言うのがやってきて
リローデッドとかなんとかする。

また

ベルギーの街角で 1ユーロしかもってないのに
1ユーロの募金をして 途方にくれるあまり
日本大使館に行くが、 月曜定休で、門は硬く閉まっている。
そこですかさず 「オーマイガッシュ!」とか言って
『俺、アメリカン in ベルギー』という主張を、
ささやかにしてみたりする。

また

台北の屋台で 飲んで 食って 毒吐いて
散々店の主人を困らせた挙句、 無銭飲食。

帰りの道端で 「台北で食べた何か、
プライスレス」とか言ってみる。

しかも、胃腸の弱い俺は その夜、何かにあたって
一人ベッドで苦しみながら
「この苦しみ、プライスレス」 などとつぶやいてみる。

そんな感じで 奇行を行いながら、うるるんして、 自費出版の本をだす。

金にあまして 沢山作るが、トータルは312部くらいしか売れない。
うるるん奇行フィニッシュだ。

壊れた身体の中で、
スタンドと俺は 何かそんなコトを ぐるぐる考えている。

 

すみません。
ワタクシ、マトリックス本編を 一片たりとも見たことありません。
全っっ然分かりません。 ゆえに、何書いてるのかも、よく分かりません。
ファンの方いたら、ごめんなさい。(星舎)