「こんばんわ。ジョージです」(1部)
やあ。
ワタクシ、ジョージと申します。
何気にジョナサンの父親です。
何気に人柄は、良さ毛ぼぅぼぅで
屋敷は、火事ぼぅぼぅで失いました。
さて。
以前ディオという男の子を預かっていたことがあるのですが、
その子がやってきた時、ひどく驚いた出来事があったので、
皆様にお話したいと思います。
結構ケッサクなので、メモのご用意をお忘れなく。
-------------------------
そう、彼が初めてやってきたあの日は
残暑厳しい、8月も終わりの日だったと記憶しています。
彼は礼儀正しい子で、貧しい家の出であったにも関わらず
テーブルマナーはしっかりしていましたし
学校には行っていない様でしたが、独学で数々の学問を修めており
とても頭のいい子であったことは確かです。
そんな彼の、若く恥ずかしい思い出の中でも
これは特筆すべき キングオブ脇毛の左事件と言っても
過言ではないでしょう。
ロンドンから馬車でやってきた彼は、長旅の疲れも感じさせず
颯爽と(ぷっ)馬車から降り、速く、しかし軽快な美しい歩調で
私の屋敷に入ってきました。
微笑みながら私の方へ近づいてきた彼は、私の2メートル程前で止まり
こう言ったのです。
「ディオ・ブランドーと申します。
父が急逝致しまして路頭に迷っていた処に、
以前のご縁で御当家に甘えさせて頂く事となりました。
ご好意に感謝致します。
突然の事で色々とご迷惑をおかけするかと思いますが、
どうかよろしくお願い致します。
ゲオルグ (george) おじ様」
※友達の 英語の時間の実話だったのに 、
DIOに置き換えたら つまらなくなった失敗例の話。